「帯アート」は、現代において身につける機会の少なくなった帯を何かに使えないかという発想から生まれました。折り紙のようにおりたたんだり、ひもで結んだりすることで、もともとの帯の持つ光沢や質感、文様などを生かし、眠っていた帯に新しい息吹を吹き込んで、蘇らせます。
「日本の誇れる文化を今の時代に合わせて表現することで、次の世代に受け継ぎたい」という思いを持つ山本氏は、帯と生花を組み合わせた作品も製作し、美術館だけではなく舞台、結婚式にも花を添えています。副題「うつくしきもの」には、山本氏の出会ってきた様々な素材をご覧いただくことで、わたくしたちの身の回りも様々な美しいものにあふれていることに気づいていただけたら…という思いを込めております。
今回の展示では、七夕をテーマに帯、花、器を展示するとともに、帯や七夕の歴史についてもご紹介いたします。この機会にぜひお楽しみください。
2017年6月28日 (水) 〜 7月4日 (火)
9:30 〜 17:00
最終日は16:00まで
ハーモニーホール座間 ギャラリー
神奈川県座間市緑が丘 1−1−2
座間市教育委員会
(公財)座間市スポーツ・文化振興財団
アクセントグリーン